このホームページの最新更新日/2013年8月1日
2013年度「応用地震学A」
開講:4月10日(水)13時00分より

場所:宇治本館E-517D室

担当:岩田知孝(防災研究所・地震災害研究部門)

連絡先は iwata@egmdpri01.dpri.kyoto-u.ac.jp
単位:(修士学生)応用地震学A(2単位)(出席とレポートによる)

内容:強震動地震学
文部科学省地震調査研究推進本部では全国を概観する地震動予測地図を作成しました。これには現在の地震研究の様々な最新の研究知見が盛り込まれています。 地震被害は地中の岩盤がずれることによって地震波が発生し、地殻中を伝わって地表が揺れることで建物が被害を受けたり、地盤が被害を受けて生じます。震源からどのような波が出来て、伝わる間にどのように変形していくかを知ることによって揺れを正しく理解することができます。ここではその地震波の発生・伝播メカニズムについて説明をし、地震記録から震源の破壊過程の推定、伝播特性の評価を行うために必要な事柄と、それらの内容を知るために必要な基礎的な数学・物理学(復習として)などについての講義を行います。

日程
内容
メモ
4月10日 強震動予測地図について

4月17日 地震探査について(1)反射波と屈折波
4月24日 地震探査について(2)反射法
5月1日 (休講)
5月8日 月曜講義日のため休講
5月15日 地震探査について(3)屈折法
5月22日 休講(連合大会のため)
5月29日 地震探査について(4)屈折法、微動探査(1)
6月5日 南海トラフでおきる地震の長期評価について
6月12日 微動探査(2)
6月19日 微動探査(3)
6月26日 微動探査(4)
7月3日 微動探査(5)
7月10日 (休講)
7月17日 逆問題・一般化逆行列(1)
7月24日 一般化逆行列(2)


2005年度の講義内容は こちら
2006年度の講義内容は こちら
2007年度の講義内容は こちら
2008年度の講義内容は こちら
2009年度の講義内容は こちら
2010年度の講義内容は こちら
2011年度は開講しませんでした。
2012年度の講義内容は こちら
この講義の参考書を以下にあげます。当研究室にありますので、御覧になりたい方は岩田まで御一報ください。


強震動を科学する
山中・武村・岩田・香川・佐藤
東大出版会
2310

地盤震動 現象と理論
地盤震動小委員会
日本建築学会
4-8189-0558-5
5000+税


地震動 その合成と波形処理
理論地震動研究会・編著
鹿島出版会
4-306-03268-X
8700+税

An Introduction to seismology, earthquakes, and earth structure
S. Stein and M. Wysession
Blackwell publishing
0-86542-078-5

地震学 第3版
宇津徳治
共立出版
4-320-04637-4
5000+税

Quantitative Seismology (1980)
K. Aki and P. G. Richards
W.H.Freeman and Company

Quantitative Seismology Second Edition (2002)
K. Aki and P. G. Richards

地震学 定量的アプローチ
上西幸司・他 訳
古今書院
16000+税


地震調査研究推進本部・地震動予測地図のページ
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