2006年10月12日の雑誌会
Report of Zassikai on October 12, 2006

日 時:2006年10月12日(木)10:30 -
[DATE: October 12, 2006 (Thu.) 10:30 - ]

場 所:防災研究所D570室(本館5階)
[PLACE: Room #D570, DPRI]

博士論文中間報告

Reporter: 浅野 公之 [Kimiyuki ASANO]
Title: 詳細な断層破壊過程と強震動生成の関係に関する研究
要旨 博士論文に向けた研究の中間報告として主に2つのトピックについて報告する. 1)2004年新潟県中越地震の断層破壊過程を強震記録を用いて推定している.まず, グリーン関数の高度化のため,小地震記録のモデリングを行った各観測点ごとに適切 な速度構造モデルを推定した.また,観測点数や配置,波形の解析区間がインバージ ョン結果に与える影響を見積もるためのケーススタディを行った. 2)強震動の生成に重要なすべり速度を精度よく見積もるため,広帯域の震源インバ ージョンにより断層面上のすべり速度の分布を推定する方法を開発している.今回は 既往研究の紹介や,現在開発している解析手法と数値実験の結果について報告をす る.

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