2005年11月10日の雑誌会
Report of Zassikai on November 10, 2005

日 時:2005年11月10日(木)10:30 - 12:30
[DATE: November 10, 2005 (Thu.) 10:30 - 12:30]

場 所:防災研究所D570室(本館5階)
[PLACE: Room #D570, DPRI]

雑誌紹介

Reporter: 鈴木 亘 [Wataru SUZUKI]
Title: Tinti, E., E. Fukuyama, A. Piatanesi, and M. Cocco (2005),
A Kinematic Source-Time Function Compatible with Earthquake Dynamics,
Bull. Seism. Soc. Am., 95(4), 1211-1223.
Summary: 本論文では動力学的なスケーリング則を満たす解析的な運動学的震源時間関数 としてRegularized Yoffe functionを用いることを提案した.
この関数の形状はDmax, Tacc, trという三つの物理パラメーターで表され, まずそれらと最大 すべり速度Vpeakとの関係を調べた.
次にこの関数で記述されるすべり速度を境界条件として三次元差分法により動力学的断層破壊シミュレーションを行い, トラクションの時間発展とすべりとの構成関係を調べた.
計算されたトラクションの構成関係はすべり弱化則を示していた.
これらの解析から導かれた動力学的パラメーターのスケーリングはOhnaka and Yamashita (1989)と整合的であ った.

Reporter: 赤松 純平 [Junpei AKAMATSU]
Title: Yoojoong Choi, Jonathan P. Stewart, and Robert W. Graves (2005),
Empirical Model for Basin Effects Accounts for Basin Depth and Source Location,
Bull. Seism. Soc. Am., 95(4), 1412-1427.
Summary: 準備中

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