Reporter: | 浅野 公之 [Kimiyuki ASANO] |
Title: |
Emolo, A and A. Zollo (2005), Kinematic Source Parameters for the 1989 Loma Prieta Earthquake from the Nonlinear Inversion of Accelerograms, Bull. Seism. Soc. Am., 95(3), 981-994. |
Summary: |
著者らは,断層面上でのすべり量と破壊速度の分布を双三次補間によって表現
し,任意のグリッドサイズを扱える非線型インバージョン手法を開発した. これにより少ないグリッド数で高周波(0.5-5Hz)の地震記録を扱うことを実現し た.また,非線型インバージョンの手法はGAを採用している. 著者らは提案手法を1989年Loma Prieta地震に適用し,既往研究による運動学的 震源モデルと調和的な結果を得ている.しかし,断層端に近い領域では,すべり 量と破壊速度の間にtrade-offが生じていることが明らかになったが,すべり量 の大きい領域での誤差は相対的に小さいことが示された. 本手法は高周波地震記録を扱う手法としては興味深いが,理論的グリーン関数の 作り込みが十分ではなく,合成波形の観測波形への一致はまだ不十分である. |
Reporter: | 川方 裕則 [Hironori KAWAKATA] |
Title: |
Bernardi F., J. Braunmiller, and D. Giardini (2005), Seismic Moment from Regional Surface-Wave Amplitudes: Applications to Digital and Analog Seismograms, Bull. Seism. Soc. Am., 95(2), 408-418. |
Summary: | 準備中 |