2005年07月14日の雑誌会
Report of Zassikai on July 14, 2005

日 時:2005年07月14日(木)10:30 - 12:30
[DATE: July 14, 2005 (Thu.) 10:30 - 12:30]

場 所:防災研究所D570室(本館5階)
[PLACE: Room #D570, DPRI]

雑誌紹介

Reporter: 白川 智香子 [Chikako SHIRAKAWA]
Title: Bonilla, L. F., J. H. Steidl, J.-C. Gariel, and R. J. Archuleta (2002),
Borehole Response Studies at Garner Vally Downhole Array, Southern California,
Bull. Seism. Soc. Am., 92(8), 3165-3179.
Summary: Garner Valley Downhole Array(GVDA)の地表面〜地下500mの間に、 7つの強震計を設置し、各深さでの地震波の振幅の違いを調べた。
理論的な伝達関数を既知の速度構造より求め、GVDA近くで起こった54個の地震記録から求めた、 経験的な伝達関数と比較した。
盆地効果など、幾何学的問題を含むものの、鉛直アレーで得られたデータから、 深さによる入射波動場を簡単に計算できること、 鉛直成分そのものがサイト応答を持っているため、 H/V比を使ってサイト応答を見積もれないこと、そして、 GVDAにおける地震波の伝播は、深さ87mにある境界で大きく影響を受けていることがわかった。

Reporter: 松波 孝治 [Koji MATSUNAMI]
Title: Bernardi F., J. Braunmiller, and D. Giardini (2005),
Seismic Moment from Regional Surface-Wave Amplitudes: Applications to Digital and Analog Seismograms,
Bull. Seism. Soc. Am., 95(2), 408-418.
Summary: 準備中

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