Reporter: | 鈴木 亘 [Wataru SUZUKI] |
Title: |
Wells R. E., R. J. Blakely, Y. Sugiyama, D. W. Scholl, P. A. Dinterman (2003) Basin-centered asperities in great subduction zone earthquakes: A link between slip, susidence, and subduction erosion? J. Geophys. Res., 108(B10), 2507 |
Summary: | 準備中 [In Preparation] |
Reporter: | 岩田 知孝 [Tomotaka IWATA] |
Title: |
Andrews D. J. (2004) Rupture Models with Dynamically Determined Breakdown Displacement Bull. Seismol. Soc. Am., 94(3), 769-775 |
Summary: | 断層破壊の動的モデルパラメータのひとつであるDc(臨界すべり距離)は, 通常断層面上のパラメータとして与えられて計算を行うが, 本論文では,Dcを予め与えないモデルを提案し,その場合の計算方法について述べている. 論文では,(1)Time-weakening model (破壊がはじまってある一定時間かかって動摩擦力におちる)と (2)Velocity toughening model (最大すべり速度一定)の2つのモデルを提案し, それぞれのモデルの場合にDcを空間的にどのように与えればよいかを論じている. この方法に従ってDcを与えることにより,(1), (2)のモデルに基づく計算を, これまで開発されているSlip weakening model を組み込んだ計算コードをそのまま用いることができる. (1)や(2)のモデル計算は,破壊が進んで生じるクラック長に比例するDcを導入することと等価となる. このクラック成長に従う破壊エネルギーが増大するメカニズムは,破壊断層面外のdamage zoneの成長と考えることができる. |