産総研活断層研究センターの関口春子氏を6月4日(水)および6月11日(水)に招聘し て,震源過程の研究に関する連続講演会を開催させていただきます.6月4日は「震源 過程の波形インバージョンの基礎」について話していただき,6月11日には地震の震源 過程に関する最新の研究成果および関連するトピックスについて話していただく予定 です.
6月11日のセミナーのタイトルおよび内容 タイトル:震源過程の波形インバージョンの最近の話題 講師:関口 春子 博士 (独立行政法人産業技術総合研究所活断層研究センター) 日時:2003年6月11日(水)14:00〜15:30 場所:国際交流セミナー室(5階562号室) 内容:波形インバージョン解析の最近の動向、震源モデルを使った震源の動力学や強震動の 研究など。 6月4日のセミナーのタイトルおよび内容 タイトル:震源過程の波形インバージョンの基礎 講師:関口 春子 博士 (独立行政法人産業技術総合研究所活断層研究センター) 日時:2003年6月4日(水)14:00〜15:30 場所:国際交流セミナー室(5階562号室) 内容:地震動波形記録から震源断層面上のすべりの時空間的な発展の様子を推定す る,波形インバージョン法の基礎的な考え方を説明します.また,実際の解析で避け て通れない,インバージョンの不安定を押さえる拘束条件と,非物理的な拘束条件を どのようにもっともらしく与える か(ABICの考え方)について,紹介します.