大学院教育
強震動研究分野は京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻(地球物理学分野)地殻物理学及び活構造論分科の協力講座として大学院生の教育や研究指導を行っています。 大学院生に対しては、地球惑星科学特殊研究・応用地震学講義・応用地震学ゼミナールを開講しています。 そのほか、国内外の招へい研究者による講義やセミナーを行っています。それぞれの内容については以下を参照ください。
修士課程での講義・ゼミナール
科目番号 | 科目名 | 担当教員 | 開講期 | 単位数 (対象) |
---|---|---|---|---|
5034 | 応用地震学A | 関口春子(社会防災)・浅野公之 | 前期 | 2 |
5035 | 応用地震学B | 関口春子(社会防災)・浅野公之 | 後期 | 2 |
5144 | 応用地震学ゼミナールA |
関口春子 浅野公之 |
前期 | 2 (M1) |
5145 | 応用地震学ゼミナールB | 後期 | 2 (M1) | |
5146 | 応用地震学ゼミナールC | 前期 | 2 (M2) | |
5147 | 応用地震学ゼミナールD | 後期 | 2 (M2) | |
5245 | 地球物理学特殊研究A | それぞれの指導教員 | 前期 | 3 (M1) |
5246 | 地球物理学特殊研究B | 後期 | 3 (M1) | |
5247 | 地球物理学特殊研究C | 前期 | 3 (M2) | |
5248 | 地球物理学特殊研究D | 後期 | 3 (M2) |
修士課程の修了には30単位以上の修得が必要です。 そのうち、必修である地球物理学特殊研究が12単位ですので、残り18単位を講義及びゼミナールから修得することになります。 講義は、上に挙げたほかにも、地殻物理学及び活構造論分科や地震学及び地球内部物理学分科などでいろいろ開講されています。 修士論文は例年1月下旬頃に締め切りがあり,調査委員による審査の後,2月上旬頃に地球物理学分野全体での発表会が開かれます。
博士後期課程では,ゼミナールと博士学位論文へ向けた各自の研究が中心になります。
最近の博士論文・修士論文の内容はこちらをご覧ください。
当分野内のゼミなど
内容 | 開催頻度・場所など |
---|---|
研究室ゼミ | 毎月1回 |
輪読ゼミ |
毎週水曜日 15時00分~17時00分 防災研究所S-401D室 |
招へい研究者によるセミナー | 不定期 (その都度ご案内します) |
学部教育
理学部3回生に対しては、地球惑星科学課題演習DCを分担しています。
科目番号 | 科目名 | 開講期 | 開講日時・場所など | 対象 |
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3475 |
地球惑星科学課題演習DC 活断層と内陸直下型地震 |
後期 |
毎週水曜日 3時限・4時限 地球物理学教室 |
3回生 |
京都大学防災研究所では、学外の先生に非常勤講師を依嘱しており、非常勤講師の先生による集中講義も開催していました。以下は、当分野に関係する過去の非常勤講師の一覧です。
年度 | 非常勤講師 | 講義内容 |
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令和元年度 | 三宅 弘恵(東京大学大学院情報学環/地震研究所) | 強震動の歴史的理解 強震動の数式的理解 強震動の実践的理解 |
平成30年度 | 三宅 弘恵(東京大学大学院情報学環/地震研究所) | 運動学的震源モデルによる強震動予測 動力学的震源モデルによる強震動予測 擬似動的震源モデルによる強震動予測 |
平成29年度 | 三宅 弘恵(東京大学大学院情報学環/地震研究所) | 地震災害の発生予測と軽減対策 -地震ハザード評価- |
平成28年度 | 中原 恒(東北大学大学院理学研究科) | 地震コーダ波:モデリングと応用 |
平成27年度 | 中原 恒(東北大学大学院理学研究科) | 地震波減衰特性 |
平成26年度 | 中原 恒(東北大学大学院理学研究科) | 地震波干渉法の基礎 |
平成25年度 | 隈元 崇(岡山大学大学院自然科学研究科) | 活断層から発生する地震の危険度評価 -基礎研究と成果の応用- |
平成24年度 | 隈元 崇(岡山大学大学院自然科学研究科) | 陸上および海底における変動地形の判読とその不確実性の評価 |
平成23年度 | 隈元 崇(岡山大学大学院自然科学研究科) | 内陸地殻内地震の強震動予測の高度化を考える -不確実さの考え方と評価手法- |
平成22年度 | 干場 充之(気象庁気象研究所) | 前方散乱理論を用いた地震波エンベロープ表現と振幅のばらつき |
平成21年度 | 干場 充之(気象庁気象研究所) | 地震波散乱と地震波のエンベロープ |
平成20年度 | 福山 英一(防災科学技術研究所) | 地震の動的破壊過程 -理論と観測- |
平成19年度 | 福山 英一(防災科学技術研究所) | 地震の破壊伝播速度と動的破壊過程 |
平成18年度 | 福山 英一(防災科学技術研究所) | 応力場と動的地震破壊過程 地震破壊の構成法則と動的地震破壊過程 |
平成17年度 | 国立大学法人化に伴い任用なし | |
平成16年度 | 竹中 博士(九州大学大学院理学研究院) | 弾性波動場の計算法<上級編> |
平成15年度 | 竹中 博士(九州大学大学院理学研究院) | 弾性波動場の計算法<中級編> |
平成14年度 | 竹中 博士(九州大学大学院理学研究院) | 弾性波動場の計算法<基礎編> |
平成13年度 | 宮武 隆(東京大学地震研究所) | 偏微分方程式の差分解法~固体地球物理学・特に地震学への応用~ 断層近傍強震動パルスの成因 |
平成12年度 | 宮武 隆(東京大学地震研究所) | 強い揺れのメカニズム 動力学モデルによる強震動シュミレーション |
平成11年度 | 宮武 隆(東京大学地震研究所) | 震源過程と強震動のシミュレーション 震源モデル:運動学と動力学 |
平成10年度 | 纐纈 一起(東京大学地震研究所) | 地震学における最小自乗法 |
平成9年度 | 纐纈 一起(東京大学地震研究所) | 地震波理論 ―地盤震動からグローバルまで― |
平成8年度 | 纐纈 一起(東京大学地震研究所) | 地震学で見直す阪神大震災 ― 兵庫県南部地震の source, path, site ― |
平成7年度 | Robert Geller(東京大学理学部) | |
平成6年度 | Robert Geller(東京大学理学部) | |
平成5年度 | Robert Geller(東京大学理学部) | |
平成4年度 | 蓬田 清(広島大学理学部) | |
平成3年度 | 蓬田 清(広島大学理学部) | |
平成2年度 | 蓬田 清(広島大学理学部) | |
平成元年度 | 山下 輝夫(東京大学地震研究所) | |
昭和63年度 | 山下 輝夫(東京大学地震研究所) | |
昭和62年度 | 山下 輝夫(東京大学地震研究所) |