最終更新日 2021年1月6日

強震動研究分野での研究内容

災害に強い社会づくりに貢献するため、大地震時の強震動予測に関する研究を行っています。震源の物理と地震波動論に基づいた震源からサイトに至るまでの強震動の生成、伝播に関する基礎研究を行うとともに、合理的な広帯域強震動予測手法の構築に関する研究を行っています。

震源での強震動生成機構

source model of the 2016 Kumamoto earthquake
2018年北海道胆振東部地震の震源モデル(Asano and Iwata, 2019)及びそれを用いた地表での予測最大速度分布

source scaling and characteristic source model of intraslab earthquake
スラブ内地震の震源パラメータのスケーリング関係と特性化震源モデルの模式図(Iwata and Asano, 2011)

地震波の伝播・サイト特性に関する研究


2013年淡路島の地震の地震動シミュレーション(Asano et al., 2016)

mircotremor observation in the Tonami plain
砺波平野での微動アレイ観測

シナリオ地震にもとづく強震動予測に関する研究

bedrock model of the Osaka basin
大阪堆積盆地三次元速度構造モデルの基盤形状 (社会防災研究部門都市防災計画研究分野、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立研究開発法人建築研究所と共同開発;Sekiguchi et al., 2016)

強震観測

強震動研究分野での研究・教育活動の様子

workstation textbook seminar
ワークステーションを用いた解析(左),英語教科書の輪読ゼミ(右)

agu presentation defense for dissertation textbook seminar
国際学会等での研究成果発表(左),博士学位論文の発表(中),強震動に関する研究集会(右)